Mercurialの設定
プロジェクトのメンバーのためのMercurialの設定の手引きです。 (この文書は完全なものではありません。)
設定方法
Mercurialの設定は、ソースコードを取り出す前に行ってください。
設定ファイルの編集の方法
UNIX系OSの場合Mercurialの設定はホームディレクトリの.hgrc
で行いますが、cloneしたローカルリポジトリで個別の設定も可能です。例えば、
% hg clone https://code.google.com/p/geeklog-jp/
としてcloneした場合は、カレントディレクトリのgeeklog-jp/.hg/hgrc
にローカルリポジトリに固有の設定ができます。(cloneした段階では{hgrc
}のファイルはありません。)
設定ファイルの編集内容
設定ファイルは#
で始まる行はコメントです。[ ]
で囲まれたセクションを示す行に続いて、各設定パラメータが = で名前と値を区切られた形で指定されています。
以下は必ずしも設定しなければならないわけではなく、いくつかのヒントの情報です。
uiセクション
- username
- コミットに使用する自分のユーザー情報を設定します。
以下は例です。
[ui]
username = Geek Taro <user@example.jp>
webセクション
HTTPS(SSL)でアクセスするときの認証局(CA)を設定します。
[web]
cacert = /etc/openssl/certs/cacert.pem
パスワードの入力の省略
以下の設定でパスワードの入力を省略できます。
``` [hostfingerprints] code.google.com = e2:9e:46:29:a0:fd:3c:57:a0:68:30:c5:0a:45:97:63:bf:8d:75:fc
[auth] googlecode.prefix = https://code.google.com/ googlecode.username = user googlecode.password = himitsu ```
この場合、~/.hgrc
やローカルリポジトリのhgrcファイルのアクセス権の設定に十分注意してください。
また、Google Codeを相手にする場合はcode.google.com
としてアクセスするホストによって、HTTPS(SSL)でアクセスするホストによって証明書の指紋(fingerprints)が異なって失敗する場合もあるようです。