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Python App Engine アプリケーションは、CGI 標準を使用して Web サーバーと通信します。サーバーはリクエストを受信すると、環境変数および(POST のデータについては)標準入力ストリームからリクエスト データが読めるようにして、アプリケーションを実行します。これに対してアプリケーションは、標準出力ストリームにレスポンスを出力します。このレスポンスには、HTTP ヘッダーとコンテンツが含まれています。
短いメッセージを表示する簡単なアプリケーションの実装から始めましょう。
helloworld という名前のディレクトリを作成します。アプリケーションのすべてのファイルは、このディレクトリに配置します。
helloworld ディレクトリで、helloworld.py という名前のファイルを作成し、次のようなコンテンツを入れます。
print 'Content-Type: text/plain' print '' print 'Hello, world!'
この Python スクリプトでは、Content-Type を記述した HTTP ヘッダー、空行、メッセージ Hello, world! でリクエストに応答します。
App Engine アプリケーションには、app.yaml という名前の設定ファイルがあります。このファイルで最も重要なのは、どのハンドラ スクリプトをどの URL に対して使用するかが記述されていることです。
helloworld ディレクトリで、app.yaml という名前のファイルを作成し、次のようなコンテンツを入れます。
application: helloworld version: 1 runtime: python api_version: 1 handlers: - url: /.* script: helloworld.py
この設定ファイルは、上から下へ順に、アプリケーションについて宣言しています。
helloworld です。最終ステップで App Engine にアプリケーションを登録するときに、一意の識別子を選択してこの値を上書きすることになります。開発時は、この値は何でも構いません。今は、helloworld のままにしておきます。1 です。アプリケーションの新バージョンをアップロードする前にこの値を変更した場合、App Engine に以前のバージョンを保持したままにしておくことができます。このため、管理コンソールを介して以前のバージョンにロール バックすることもできます。python ランタイム環境でバージョン「1」を実行します。その他のランタイム環境と言語は将来サポートされる可能性があります。/.* (すべての URL)に一致するリクエスト(すべてのリクエスト)を helloworld.py スクリプトで処理するよう指定しています。このファイルの構文は YAML です。設定オプションの完全リストは、app.yaml リファレンスをご覧ください。
ハンドラ スクリプトと設定ファイルを使用して、各 URL にハンドラをマッピングすれば、アプリケーションは完成です。App Engine SDK に含まれる Web サーバーでこれをテストすることができます。
次のコマンドで helloworld ディレクトリまでのパスを指定し、Web サーバーを起動します。
google_appengine/dev_appserver.py helloworld/
これで Web サーバーが稼働します。ポート 8080 でリクエストをリッスンしています。Web ブラウザで次の URL にアクセスして、アプリケーションをテストします。
使用するポートの変更など、開発用 Web サーバーの実行に関する詳しい情報は、開発用 Web サーバー リファレンスをご覧になるか、--help オプション付きでコマンドを実行してください。
アプリケーションの開発中は、Web サーバーを起動したままで構いません。Web サーバーには、ソース ファイルに加えられた変更を監視し、必要に応じてリロードする能力があります。
次を試してみましょう。Web サーバーを起動したまま、helloworld.py を編集して Hello, world! を何か他の文字列にします。http://localhost:8080/ をリロードして、変更を確認します。
Web サーバーをシャット ダウンするには、ターミナル ウィンドウがアクティブなのを確認してから、Ctrl + C キー(または、コンソールの Break キー)を押します。
このチュートリアルの残りの部分でも、Web サーバーを起動したままで構いません。停止する必要がある場合でも、上記のコマンドを実行すれば再起動できます。
これで、App Engine アプリケーションが完成しました。この簡単なグリーティング メッセージを配備して、世界中のユーザーと共有することができます。しかし、その前に、Web アプリケーション フレームワークを使用して簡単に機能を追加する方法を見てみましょう。
webapp フレームワークの使用に進みます。