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地理情報コンテンツを Google に送信

Google Earth、Google マップ、モバイル Google マップに表示する KML コンテンツを作成したら、次にその KML ファイルが Google 検索の対象となるようにします。同様に、GeoRSS フィードを作成した場合も Google 検索で多くのユーザーがそのコンテンツを表示できるようにします。

たとえば Google Earth で「sightseeing near Cairo, Egypt(カイロ付近の観光)」を検索すると、次のように KML 検索結果がリスト ビューに表示されます:

image showing Google Earth search results for "sightseeing near Cairo, Egypt"

このセクションでは、標準の XML サイトマップを作成して、自分の地理情報コンテンツをクロール対象として Google に通知する方法について説明します。

地理情報コンテンツを公開するための基本的な手順は次のとおりです:

  1. KML または GeoRSS コンテンツを作成します。帰属情報タグを必ず追加してください。これは Google の検索結果で、そのコンテンツの情報として表示されます。
  2. 作成したファイルを公開ウェブ サーバーに投稿します。
  3. サイトマップ ファイルを作成します。このファイルを、自分のウェブサイトのルート ディレクトリにコピーします。
  4. サイトマップを Google に送信します。

注: 標準の robots.txt ファイルを作成して、自分のウェブサイト上の特定のページをインデックスに登録しないように Google に指示することもできます。

ステップ 1: コンテンツを作成して帰属情報タグを含めます。

KML 2.2 では、KML ファイルに帰属情報を含める新しい要素をサポートしています。これらの要素は KML 内で次のように使用します:

  • atom:author 要素 - atom:name の親要素
  • atom:name 要素 - 作成者の名前
  • atom:link 要素 - href 属性を含む
  • href 属性 - KML/KMZ ファイルを含むウェブページの URL

これらの要素は、Atom 配信フォーマット(Atom Syndication Format)で定義されています。仕様について詳しくは http://www.w3.org/2005/Atom をご覧ください。次の例に示すように、KML ファイル(および GeoRSS フィード)では Atom 名前空間を参照する必要があります。

作成者の情報と、KML ファイルを含むウェブサイトの情報を指定した KML ファイルの例は次のとおりです:

<kml xmlns="http://www.opengis.net/kml/2.2" 
     xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
  <Document>
    <name>One Reader's View of Harry Potter</name>    
    <atom:author>      
      <atom:name>J. K. Rowling</atom:name>    
    </atom:author>    
    <atom:link href="http://www.harrypotter.com" />    
    <Placemark>      
      <name>Hogwarts</name>      
      <Point>        
        <coordinates>-3.576327,50.620920</coordinates>      
      </Point>    
    </Placemark>    
    <Placemark>
      <name>Little Hangleton</name>
      <Point>
        <coordinates>-0.006660,52.409369</coordinates>
      </Point>    
    </Placemark>  
  </Document> 
</kml>

役立つ検索結果を提供する KML コンテンツを作成するためのヒントを次に挙げます:

  • <Document> には、わかりやすい <name> を指定します。
  • 各 <Placemark> には、その説明となる <description> を入力します。これにより、検索結果の内容がユーザーにわかりやすくなります。
  • データが大量にある場合は、情報をトピック単位でレイヤに分割します。
  • それぞれの <Feature> に「id」を指定します。これにより、検索結果がその ID に直接リンクされるようになります。

GeoRSS フィードも同様に、Atom 名前空間を指定して作成し、帰属情報の同じ Atom 要素を含めることができますhttp://georss.org/atom をご覧ください)。<link>href<author><name> を指定した例を次に示します。これらはすべて、地理情報が設定されたデータの RSS フィードを対象とする Google 検索で使用されます。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> 
<feed xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
xmlns:georss="http://www.georss.org/georss"
xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
<title>Best Breakfasts in NYC Feed</title>
<link href="http://foodCritic.com/feeds/notes_for" rel="self"/>
<id>http://foodCritic.com/notes_for</id>
<updated>2007-03-09T09:14:02Z</updated>
<generator uri="http://foodCritic.com">TheFoodCritic</generator>
<entry>
<title>the original Big Stacks, best pancakes this side of the Mississippi</title>
<author>
<name>arnold</name>
</author>
<georss:point>40.776371 -73.978439</georss:point>
<published>2007-03-08T14:19:47Z</published>
<content type="html"> . . . </content>
</entry>
</feed>

ステップ 2: 作成したコンテンツを公開ウェブ サーバーに投稿します。

作成した KML ファイルまたは GeoRSS フィードを公開ウェブ サーバーに投稿します。KML/KMZ の場合、KML チュートリアルで説明しているように、KML/KMZ MIME タイプを返すようにサーバーを設定しておく必要があります。

ステップ 3: サイトマップ ファイルを作成します。

サイトマップ ファイル(例: sitemap.xml)は http://www.sitemaps.org/protocol.html に記載されている標準のサイトマップ形式に、Google が定義する地理情報固有の要素(下記の例を参照)を追加した形式になります。このファイルには、Google でインデックスに登録するために、地理情報が設定されたデータ(KML ファイル、KMZ アーカイブ、GeoRSS フィード)の URL への一連のポインタが含まれます。Google は、KML ファイル、KMZ アーカイブ、GeoRSS フィードをクロールし、特定の場所またはトピックに関する検索を行うユーザーに、これらの情報を表示します。地理情報サイトマップの作成と送信について詳しくは、ウェブマスター ツールを参照してください。

<geo:geo> 要素を使用して、その URL が地理情報関連のファイルであることを指定します。この要素内で <geo:format> 要素を使用して、ファイルのタイプを指定します。KML ファイルには kml、KMZ アーカイブには kmz、GeoRSS 拡張子を持つ RSS には georss を指定します。sitemap.xml ファイルの例を次に示します:

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
  <urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"
	  xmlns:geo="http://www.google.com/geo/schemas/sitemap/1.0">
    <url>      
      <loc>http://www.example.com/example1.kml</loc>
      <geo:geo>
        <geo:format>kml</geo:format>
      </geo:geo>
    </url> 
    <url> 
      <loc>http://www.example.com/example2.kml</loc>
      <geo:geo>
        <geo:format>kml</geo:format>
      </geo:geo>
    </url> 
    <url> 
      <loc>http://www.example.com/feeds/example3.xml</loc>
      <geo:geo>
        <geo:format>georss</geo:format>
      </geo:geo>
    </url>
  </urlset>
 

サイトマップ ファイルには、最大 50,000 個の <url> タグを含めることかできます。sitemap.xml ファイルのサイズの上限は 10 MB です。50,000 個を超える URL がある場合は、サイトマップ ファイルを複数作成できます(詳しくはサイトマップ プロトコルこちらのページをご覧ください)。

サイトマップ ファイルを作成したら、ファイルをウェブサイトのルート ディレクトリにコピーします。

ステップ 4: サイトマップを Google に送信します。

最後に、Google ウェブマスター ツールGoogle アカウントを使用して、作成したサイトマップを追加します。

これで、ユーザーがその地理情報や記事を検索できるようになります。サイトマップについて詳しくは、サイトマップの作成と送信を参照して、ウェブマスター ツールについての情報をご確認ください。