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Google Data API の概要

Google Data API (略して「GData」) では、ウェブ上のデータを読み書きするシンプルな標準プロトコルを提供します。

Google Data は、XML ベースの 2 種類の標準シンジケーション フォーマット、Atom と RSS のいずれかを使用します。Atom パブリッシング プロトコルに、クエリを処理するいくつかの拡張機能を加えたもの (Atom の標準拡張機能モデルを使用) で構成されるフィード パブリッシング システムもあります。

目次

基礎知識: Atom と RSS

フィードやその他のウェブ上のデータ交換で使用する XML ベースのシンジケーション フォーマットには、AtomRSS の 2 種類があります。RSS の方が歴史が長く、さまざまなバージョンがあります。Atom は最近のものですが、機能は豊富です。

また、Atom には Atom パブリッシング プロトコル (APP) があります。これはウェブ リソースをパブリッシュおよび編集するための HTTP ベースのプロトコルです。(APP 規格は、まだ完成されていない新しい標準規格であり、現在 IETF が開発中です。)APP を使用すると、たとえば、特定のリソース (フィードやエントリなど) を要求する HTTP GET リクエストを送信することができます。サーバーは Atom シンジケーション フォーマットでのそのリソースの表現を戻します。また、POSTPUTDELETE を使用することで、それぞれリソースを作成、編集、削除できます。プロトコルをパブリッシュおよび編集するために HTTP リクエストを使用するのは、ウェブ サービス インターフェースへの REST アプローチの考え方に沿っています。

サーバーにクエリを送信して、クエリに一致する結果の一覧を含む応答を受信できれば、さまざまな状況に役立てることができます。Atom と RSS のどちらにもその機能はありませんが、Atom には拡張機能メカニズムがあります。Google Data はこの標準の拡張機能メカニズムを使用してクエリを可能にしています。

Google Data について

Google Data は Atom 1.0 および RSS 2.0 シンジケーション フォーマットと、Atom パブリッシング フォーマットに基づく新しいプロトコルです。

Google Data はそれらの標準に組み込まれた拡張機能メカニズムを使用して、さまざまな拡張を施しています。Google Data フィードは、Atom または RSS のいずれかのシンジケーション フォーマットに準拠します。Google Data パブリッシング モデルは、Atom パブリッシング プロトコルに準拠しています。

Google Data 対応のサービスから情報を取得するには、HTTP GET 要求を送信します。サービスからは、Atom または RSS のフィードとして結果が返されます。

HTTP PUT 要求を送信すると、データを更新できます (特定の Google Data サービスでサポートされている場合)。

ブログ フィードやニュース シンジケーション フィードなどの公開サービスから、電子メールやカレンダー イベント、タスクリスト項目などのパーソナライズされたデータに至るまで、あらゆる種類のサービスで Google Data フィードを使用できます。RSS モデルおよび Atom モデルは拡張できるので、標準に準拠したままで、フィード プロバイダが自由に独自の拡張とセマンティクスを定義することができます。フィード プロバイダは読み取り専用のフィード (検索結果フィードなど) や、読み書き可能フィード (カレンダー アプリケーションなど) を提供できます。

例えば、ブログ アプリケーションでは各ブログ用のフィードや、各ブログ エントリ用のコメント フィードを提供します。たとえば、カレンダー アプリケーションで Google Data プロトコルを使用して全文検索クエリを送信し、Google Data シンジケーション フォーマットで結果を戻すことができます。

Google Data は HTTP や標準シンジケーション モデルといった基本的なテクノロジーの上に構築されているので、Google Data リクエストを送信して、結果のフィードをさまざまに処理することができます。たとえば従来型のシンジケーション アグリゲータ/フィード リーダー、ウェブ ブラウザ内の JavaScript/AJAX ベース クライアントなど、お好みの手法を使用できます。Google Data プロトコルはプログラミング言語に依存しません。クライアント作成用のプログラミング言語には、HTTP リクエストを発行し、XML ベースの応答を解析できる言語であればどれでも使用できます。

フィードの作成と削除はサービス側で行ってください。Google Data プロトコルでは、フィードの作成方法と削除方法は提供していません。

次の表に Google Data の機能と、それが他の関連テクノロジーで利用できるかどうかを示します。これらの機能の詳細については、プロトコル リファレンスのドキュメントを参照してください。

機能 Google Data Atom* RSS 2.0
シンジケーション フォーマット
クエリ 不可 不可
更新 不可
オプティミスティック コンカレンシ 不可 不可
認証 不可 不可

* 「Atom」列は、シンジケーション フォーマットとパブリケーション プロトコルの両方を指しています。

Google Data を使用する理由

Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスして活用できるようにすることです。情報にアクセスできるようにするためには、ウェブ ブラウザ以外のツールを使用したアクセスも可能にする必要がある場合もあります。このため、Google は、クライアント ソフトウェアがブラウザ以外のツールを使用して情報をリクエストするための API を用意しました。

Google Data では、フィード、クエリ、結果の一般的モデルを提供します。このモデルを使用して、Google Data インターフェースを使用しているあらゆるサービスにクエリと更新を送信できます。

シンジケーションは、コンテンツの提供と集約に効果的な方法として、広く使用されています。Google Data を使用すると、シンジケーションを通じて Google を利用できる場面が広がります。特に、シンジケーション メカニズムを使用してクエリを送信し、その結果を受信できることが重要です。Google Data を使用して、Google へのデータの送信と、Google の既存のデータの更新も行えます。

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